26.さよなら、TERA[お休憩：とある超有名人について]

この人の事を書くことを悩んだ。

でも・・・書こうと思った。

私はただ単純に本人の真相が知りたかった。

まず、その人の名前は伏せます。載せることはできません。

私がその人を知ったのはエリーヌに引っ越してきてきた当日。

ジャバルマンドームPTを一人募集していたその人。

その人のTERAの世界が終わるまで名前変更を繰り返していたけど、

使用していた名前は「初期」のものだった。

私は彼を知らなかったし、特に喋ったりもしなかった。

私以外の誰もPTに入らないので１時間くらい経過して解散した。

次に出会ったのは・・・

シャン上練習の時だった。

はじめに会ったときはヲリ、ここではソーサラーとして現れる。

全然集まらない不人気な練習PTに何回かきてくれたその人。

毎度１～２時間コースのPT募集の待ち時間に何回か話したことがある。

といっても、

もう１０年も前の話だから何を話したのかは覚えていない。

今Blogを書く前にその人の印象について夫に聞いてみた。

夫は覚えていた。

会話の内容は忘れてしまっていたけど、

「ちょっと普通じゃなかった」と言う。

おおよその人間がその人に抱く印象をもっていた。

その人はシャン上の水槽釣りの主流が

ヘルキャン釣りと知っていても、かたくなに釣りはできないと拒んだ。

その時は私の夫（ランサー）が頑張って釣っていたけども、

（夫の）その人に対する印象はあまりよくなかった。

私の前では「普通」というよりかなり「真面目」で、

未だに特別悪い印象はない。

シャン上の練習時期は終わり、

元々フレンド登録もしていなかったので、

自然とその人と会うことは少なくなった。

時が流れて砲火（PvP）が実装。

そこでその人の名前を聞く。

別の名前で、職も変わっていたがネーミングは似ていたし、

あの「普通と違う」と思われる言動ですぐに同一人物視されていた。

私は何回か話しかけたけど、

応答は以前と同じ「真面目」色の強い話し方。

同時進行は全体チャットで暴言を吐きまくっているのである。

「真面目」という印象が私の勝手に作り上げた像なのかもしれない。

人間は多面性を持ち、

意思の統一すら自分自身で支配できないときもある。

時には優しくて、慰めてくれる。

時には怒って暴言を吐く。

極端な話はなくても、

皆々が個々に小さな二面性は持っていると思う。

だから別にその人に二面性が出現しても全然驚かない。

むしろ本当に「真面目」すぎたから、

いわれのない噂で不特定多数に拒絶されたり、

人間関係がうまくいかなかったりしたのかもと想像した。

「馬鹿真面目」や「生真面目」な人より、

大多数の人はあやふやな人のほうが好きかもしれない。

私はどんなに酷い噂をされている人物であっても、

自分が被害を食らわない限り、自分の目でそれを見るまでは

自ら拒絶することは避けていた。噂も嘘交じりが多い。

私がTERAをやめる最後の最後まで、

その人が私に不快な言動をすることはなく、

2014年に一度引退する時は二人でSSを撮った。

場所はジャバルマンドームで。

いつしかRMTで自ら謝罪（別にそんなこと言わなくてもいいのに）

したときもあって、その時もすごく正直な人なんだなって思った。

RMTを肯定するわけじゃないけども。

その人は主戦場が砲火（PvP）だったり

エンドコンテンツに参加していなかったようで、

私と遊ぶ場所も違っているし、

TERAで生きているのは知っていたけれど、

私が再度引退する2019年までの間に喋ることは一回もなかった。

2018年、その人は日ごろの行いのせいで永BANをくらったようで、

TERAの世界には二度とあらわれなくなった。

とある場所に書き残された文章がまだ見れる。

あれが真実の姿なのかもしれない。

私の中ではあんな感じの人だったから。

いったいどうしてあんな風になってしまったのか。

なぜおかしいことをしてしまったのか。

後悔が生まれた理由を知りたかったし、

真相を知りたかった。

でも、結局は赤の他人っていう気持ちがあったから、

2015年以降は話しかけることもなかったし、

気にも留めなくなったんだと思う。

今はなにしているのかな。

TERAが終わろうとしている事実を知ってるんだろうか。

もしくは新しいキャラクターでこっそりプレイしていたりして？

シャンドラの練習を思い起こしてみたら、

あの人が浮かんできて。

ついつい書いてしまいました。　おしまい。